こんにちは。生まれてから数年、絵本は破るものだと認識していた息子。
幼稚園に行くようになり、先生方のおかげでその誤認を正すことができました。
決して許していたわけではありません。注意して正しい取り扱いも教えてきました。
けどね、楽しいらしいんですよね。代わりにチラシとかいらない紙とか渡すんですけど、なんかそれはすぐ飽きる。絵本が破れるのは私の反応含め、いろいろ楽しいらしいんですよ。おかげで、10年選手かと思うほどのくたびれ感。我が家に来る絵本が可哀想すぎて、買うのはやめたくらいです。
なので、幼稚園の先生方には本当に心の底から感謝しております。
そんな息子がなんと!「えほん、よんでー」と持ってくるではないですか!
興味あったんだ。笑
ということで、今回はそんな絵本音痴の我が息子もハマった、面白い絵本を紹介します。絵本をよく知る絵本上級者が見たら、珍しい絵本ではありませんが…。ちょっとでも絵本に興味を持ってほしい!というパパ・ママに参考にして頂ければと思います。
すりすり ももんちゃん
すりすり ももんちゃん (ももんちゃん あそぼう) [ とよた かずひこ ] 価格:880円 |
ももんちゃんはシリーズで展開されていて、いろんなお話があります。そのなかでも、とくに何度も読んで~と持ってきたのは、この「すりすり ももんちゃん」でした。
私にすりすりしながら、聞いてくれます。笑
短い文とシンプルなイラストで、サクサク読めます。そして、いろんな動物たちに「すりすり」されて、サボテンさんにもすりすりされてしまい…。
痛くて涙がちょっと出るけど、我慢してお母さんのもとへ走ります。そして、お母さんにすりすりして、安心するというお話なんですが、なんだか、親へのメッセージのようにも感じました。
子どもが外に出れば、痛い思いや辛い思いもするでしょう。それをすべて取り除いてあげることよりも、傷ついて帰ってきた我が子をギューッと抱きしめてあげて、と。
もちろん、サボテンさんに文句を言いに行くシーンなんてないのは言うまでもありませんね。
あっちゃん あがつく たべもの あいうえお
この絵本は、食べ物が大好きな息子にとってはツボでした。小食でベジタリアンなんですけど、なぜか絵本は食べ物の載ってるのが好きな息子。
それはそれは、どれも美味しそうで見ているだけで心が満たされます。そして、この絵本、とってもリズミカルに読めるんです。だから、子どもは文字より先に文を覚えて、私が
「かっちゃん かがつく~」
というと、続けて
「かすてーら」
と、なにも見ずに答えます。子どもの暗記力ってすごいんですよ。テキトーに、「ずっちゃん ずがつく~」とか言っても、「ちーずがあるよ」っていうわけです。勝手に、「ず」が頭にくると思い込んでる石頭な母はすんなり覚えられません。
あっという間に全部覚えてました。ついでに、ひらがなも一緒に。
私が一生懸命ひらがな教えたときは、いっこも覚えなかったのにね。私の教え方が下手だったのかな…。あー悲し。
たべものやさん しりとりたいかい かいさいします
たべものやさん しりとりたいかい かいさいします [ シゲタサヤカ ] 価格:1,320円 |
またまた、たべもの。笑
題名の通り、たべものでしりとりをしていきます。この本を買ったきっかけは、息子にしりとりのルールを教えたかったから、という安易なもの。
というのも、お友達としりとりしよーって始めたんですが、壊滅的なゲーム展開になっていたので絵本に頼ってみました。
そんな他力本願な子育ても捨てたもんじゃありません!見事、ルールを理解したようで、しりとりがちゃんと成立するようになりました。
最近、「へい、しりー」とiPhoneのSiriとしりとり始めるんですけど、相手があのSiriですから展開が早すぎて、焦ってしまい
「ぷー、ぷー、ぷ…」
「ぷりん!」
と言っちゃう、おバカさもかわいい息子です。笑
全 仮面ライダー スーパー大図鑑
全仮面ライダー スーパー大図鑑 (講談社 Mook(テレビマガジン)) [ 講談社 ] 価格:1,799円 |
絵本買いに行ったのに、この図鑑買ってとねだる息子。息子のなかでは、絵本も図鑑も区別はないようなので、こちらでも紹介したいと思います。
歴代の仮面ライダーがひたすら解説されている、こちらの図鑑は仮面ライダーが好きなお子さんなら買って損なし!といえる代物です。
絵本と違って、ひらがな・カタカナ・漢字・数字などなど、ありとあらゆる文字が書かれています。漢字にはふりがなが付いていて読めますが、カタカナにはふりがなはありません。
当時カタカナをまだ覚えていなかった息子は、私が何をしていても逐一聞いてきます。面倒な本買っちゃったな…と、内心思っていた母。(息子よ、ごめんね。面倒くさがりな母で…)
そんなこんなしていると、息子がお菓子のパッケージをすらすらと読んでおり、
「ピーコーラー、これピコラ?」
なんてことでしょう。カタカナが読めるようになっているではありませんか。そういえば、最近聞きにこなくなったな、とこのとき気づきました。
ちなみに、カタカナもママくもん(ママが公文式のように授業すること)したんですけどね、そのときは案の定、惨敗ですよ。やっぱり、私の教え方に問題があるのかしらね…。あー、悲し。
これを機に、今後一切ママくもんの開催はしないと心に誓った母でした。
何はともあれ、図鑑は文字に興味を持つきっかけになるようですよ。
もったいない ばあさん
もったいないばあさん (講談社の創作絵本) [ 真珠 まりこ ] 価格:1,650円 |
「もったいない ばあさん」もシリーズ作品です。この絵本は幼稚園でよく読んでいるらしく、家でもこの絵本の話をしてくれていました。
ただ、印象的な部分しか説明してくれないので、見たことない私はどんな内容なのかさーっぱり。ということで、買いました。笑
はー、なるほど、なるほど。幼稚園でよく読まれる理由がなんとなく見えてきましたよ。生活のなかで言いたいことを全部言ってくれる「もったいない ばあさん」。
我が家でも子どもたちがもったいないことしてたから、私が「もったいない ばあさんがくるよ~」というと、キャッキャキャッキャ言いながら、調子に乗ってる息子。そのあと、ガチで怒られたことは言うまでもありませんね。
話しは逸れましたが、自分のことが自分でできるようになる3歳前後に読んであげると、資源や物を大切にする方法を知ることができるのではないでしょうか。いろんなバージョンがあるので、ぜひ見てみてくださいね。
ノラネコぐんだん パンこうじょう
ノラネコぐんだん パンこうじょう (こどもMOEのえほん) [ 工藤ノリコ ] 価格:1,320円 |
食べ物ばっかり。笑
こちらもシリーズ作品で、好奇心旺盛なネコたちがいろんな事件を引き起こします。なんだろう…、このノラネコぐんだん、親近感沸くんですよね。我が息子に行動がそっくりというか、抑えきれない好奇心を全力で発散させている感じ。
うちにあるノラネコぐんだんシリーズは、あと「アイスのくに」があるんですが、こちらもネコたちの欲望のまま生きてる様子がかわいくてたまりません。笑
爆発したり、氷漬けにされたり、とんでもない展開ですが、登場人物?動物?がみんなあたたかくて、ほっこりしてしまいます。
これを読んだあとは、子どもの多少のイタズラくらい許せる余裕を持たなきゃな、と思います。好奇心をもち、失敗を繰り返していくことで成長する子どもたちを「あたたかく見守ろう」。
翌日、ホワイトボードをはみ出して、床や壁に描いてるの発見してキレる母です。
借りるより、買う理由
我が家では絵本は借りるより、買う派です。理由はいろいろありますが、今は何より「衛生面」です。コロナ禍になり、どこで誰が触ったかわからない本を家に入れるのにかなり抵抗を感じています。
もちろん、購入した本だってどこで誰がさわっているかはわかりません。しかし、大きな違いは借りた本はマスクもつけず、ガンガン唾をとばしながら全ページを読みますよね。けど、購入した本なら、店舗であればマスクをしているでしょうし、声を出して読むこともないはずです。
また、菌がものの表面で生きられる時間は限られているので、4~5日放置してきれいな不織布などで丁寧に汚れを拭きとれば安心。やりすぎと思う方もいると思いますが、安全性に配慮しておもちゃを選ぶのとなんら変わらないと思うのです。
だから、我が家では「本は買う」にこだわります。お金はかかりますが、お気に入りの絵本がいつでも読めるのは、子どもも嬉しそうですし親も楽だったりします。
ほかにも、借りてきた本が破れたり壊れたりするとすごいストレス感じるので、破壊王息子に読ませるには難易度高いというのもあります。
あと、ズボラなので返却期間を忘れて焦るのも心理的負担が。笑
たくさん、いろんな絵本を読んだ方がいいというお声もありますが、うちの場合は気に入ったものをとことん読みたい性質があるので、同じ本を気が済むまで読ませています。
絵本や本を読むことはとても大事なことですが、ときには映画も観たい・・・
という方におすすめなのが「U-NEXT」
子ども向けの作品もあるので、親子でまったり楽しめますよ~( *´艸`)
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Thank you!